(かみさま だと、思っているんだろうか)
[相容れぬ存在であることは分かっていたけども、分からないと決めつけられてしまえばそれまでだ>>355
いや、やはり埋まらないものはあるのだ。決めつけでもないかもしれない。
貧富の差は埋められないものだ。
ジェフは身寄りのない者たちが集う場所>>351など知らぬのだから。
しかしまぁ無価値だとあり得ないのだとそれは長年成果を出し続けてからの答えであるとジェフは思っている。
それは貧富の差というより20年開いた彼との年の差から生じる考え。
去る姿を追うことはない>>356]
価値があるかどうかは君だけが答えるものじゃないよ。
[されどお節介ひとつ残せばその姿を見送る。
さて、そろそろ移動するかと動いた矢先、前方に人の姿>>352
いつからそこにいたのか、はたまた偶然かは知らぬところ。
ジェフは食えぬ笑みを浮かべるだけで追いかけることなどしない。
その実その男が怪盗であろうと、それを誰かが支援していようと、興味はなかったのだから。
その態度が握り締められた手にどのような影響を与えるかは推し量れない]*
(363) 2016/07/28(Thu) 23時半頃