[こちらの昼食はいつの間にか済んでいた。やはり食事は楽しくとるに限る、と思った。
ベンチから立ち上がり、軽く服をはたいて(もちろん、双子のお弁当にホコリがかからないように注意しながら)。
伸びを一つして、そろそろ帰ろうか、としていると、蒼真の様子がおかしい>>348。
こんなに切迫した表情の蒼真は初めて見た。]
……なんだかわからないけど、緊急事態、ってことだね。
わかった。クラスメートとして引き受けよう。
彼女たちは僕に任せておいてくれ。
[左の拳で軽く己の旨を打ち、任せておけと。
どうせ暇だからね、と軽く付け加えて。
急ぎそこを離れた蒼真を見送れば]
じゃあ、みゆちゃん、まゆちゃん。お迎えに来てくれるまで、いい子で待ってようね?
[と宥めるような口調でみゆとまゆに言っておき、依頼した知り合いが迎えに来るまで、3人でしばらく待つ]
(357) 2015/04/01(Wed) 23時半頃