―庭園―
ねぇ、ポプラさん。良かったら案内してほしいな、このお庭。
[だんだん>>344の言葉だけでは足らなくなり、ポプラさんに庭園の案内を頼むことにする。もしかしたらこの庭園に住む他の生き物のことも知っているかも知らない。
他に何かいたとして、友達になるのか獲物になるのかはわからないが。
夜の中だが月明かりは眩しく、またなかったとしても闇は恐れるものではない、そんな気分で足を踏み出そうとした]
っ!?
[その時一瞬、>>333の殺気を感じた。方角は館、厨房とは逆の方向か。経験したことのない、その全てを巻き込むような気に少し身をすくませる。
先ほどエルゴットのいっていた喧嘩、だろうか、いや、あれは狩りの気に感じた。
ようやく、少年はここノスフェラトゥの館が、自分にとって全く知らない別の者の縄張りだというのを実感する。]
たしかに、この館は危ないみたい。でも、帰るとお使いできなくなっちゃうし…
[その言葉は言葉だけ。友達が危機にさらされるかも、と案ずる表の心と、彼の殺気に対して共鳴するような裏のナニカ。
少なくとも、今日は帰ることはできない。
そう、短絡的に考えるところは、まだ彼が未成熟である証である。]
(357) 2014/11/03(Mon) 20時半頃