[なんとなくの気紛れで、こんな機会は滅多に無さそうだからと弱った師の体へ両腕を回して一度抱きしめ。声で感情を伝える代わりにとトレイルがよくする抱擁を真似てみたが。柄じゃないな…と思い。肩を竦め、笑った。そんな唐突な行動に、師は驚くだろうか。怒るだろうか。何にせよ、キリシマの反応を見て、「ありがとう」という唇の動きを残して今日のところは帰る事にしよう。修行だと、昨日の二の舞になっても困るしね。**]
(355) 2013/05/14(Tue) 01時頃