― 夕食時:食堂 ―
うん。ブルーノ師もクリームシチューを食べていた時に、ミルクについて頻りに訊ねていたよな。
[ ピッパ(>>346)の冗談めかした口調が常とそう変わったものではないこともまた、嬉しく感じられる。]
よほどいいミルクの仕入れ先があるんだよ。
[ そんなことを話しながら、晩餐の席へつき顔をあわせた人々と挨拶を交わす。
正面の席にブルーノの姿が戻ってきていたことに安堵すると共に、午前の出来事への戸惑いは拭い去れてはいない。
彼の宗教団体ニルビムはひょっとしてセックス教団のたぐいなのだろうか……と想像を致せばそこへと吸い込まれていったかつての同僚モニク・リアーヌの行く末に頭が痛んだ。
屋敷の主グロリアにエスコートされ、まるで今夜の晩餐の主賓のように女医のゲイル・リーンが現れた(>>310)。]
(353) 2012/12/11(Tue) 00時頃