[>>338現れた相手からは何処となく余裕を感じる気がする。その理由は何故だか分からないし気のせいかもしれないけれど。相手には自分の緊張が伝わってしまっているかもしれない。まあ、それも仕方ないだろう。]
…ああ、俺のこと助手って言ってた?
まあ…そんなとこだけど、本当面倒臭い上司だよ。
[案外普通に話せるもんだと緊張は解けてゆく。へらへらと笑ってそんな軽口を叩いた。
次に相手が悪戯っぽく笑いながらナイフを見せてくれば、一瞬眉をピクリと動かす。けれどー…、すぐに肩の荷が降りた。正直、能力は別として自分の持っている武器はそれに劣らないだろうから、今すぐやられたりすることはないだろうと。]
ふーん、随分と交渉的だね。
見せたら教えてくれるんでしょう?はい。
[これくらい痛くも痒くもないというように、何でもない顔でバックパックから短機関銃をくるりと取り出して。これで満足かというように相手を見つめた。]
で、凪は何処にいるの?
[急かすように問うてみたが…さて、相手は教えてくれるだろうか。]
(352) 2014/12/09(Tue) 17時半頃