[ねとねとと身を包むそれと同じ、甘さを含んだ粘液。
押し込まれた舌は這い回る様に襞筒を擽り、熱を高まらせる
舌が抜ける頃には、蕾に纏う桃色は色濃さを増していた]
は……ぁぁ……くぅぅ…、ン
!? ―― …や ぁ、だめっ
[安堵と物足りなさに蕾孔をヒクつかせていたのも束の間、
蟲の腹がぐいぐいと押し付けられれば危険信号が身に巡った
ねりねりと奇っ怪な音を立てて侵入する弾性に身が跳ねる
想像以上に難なく挿り込む異変に涙が溢れてしまう。
床を五指が掻き、猫が爪を研ぐ様にかりかりとした音が響く。
弾力が引き戻ってはまた腸道に割り込めば、燒ける感覚。
熱された鉄の棒を前後させられるよりも痛みなどないのに、
蟲に犯されていると理解する脳は、嫌悪を発した。
それでいて、躯は歓喜するのだから始末に負えない。
はくはくと襞口を痙攣させ、筒は強い熱を孕んでゆく
流される淫液を受け止め、絞ろうと蠕動する穴は賤しい。]
(348) motimoti 2014/02/11(Tue) 13時頃