−5月2日早朝、住宅街マドカ自宅内−
>>336
[目の前の少女の表情を真っ直ぐに見詰めながら思考は駆け巡る。先程の会話>>335…別に嫌われていても良かった、信じてくれなくてもいい、ただ目の前の少女を自分は守らなければいけない。すっと息を吸い込む…天井の音は鳴り止まない中、クシャミに向けたのは満面の笑顔だった]
…やっぱり、怖くなっちゃったから、逃げちゃおう!
[少女が突飛な行動に出ないように横抱きに抱えると素早く窓へと向かう。外に出る瞬間油断してガラスの破片を踏んでしまうが一瞬表情歪めただけでそのまま塀の側まで来ると腕の中の身体を塀の上に乗せた]
ん、しょっと…待っててね。
[来た時と同じ様に塀を乗り越えると自転車を取って来る。塀の上の少女を見上げた]
…降りれる?後ろに乗って、この付近は心配だから離れた所まで送る。
(347) 2013/07/22(Mon) 22時半頃