いや、…意外。 さんきゅー、戸川 慧サン。[ひとしきり笑った後、頭痛が酷く眉間のツボを押しながら礼を言う。どうして名前を知っているのか、[意識を手放す前のピースサイン。彼女にも多分立場ってものがあるんだろうから、他言無用は承った、と。それでもこんな武勇伝語り継がれないのは勿体無い。そう思ったのはここだけの話だけど、白衣の見習い天使サマへの恩返しってこで、誰にも打ち明けていない話。たまに戸川を見てしまうのは、またあの時みたいな一刀両断に期待しているからだった]*
(347) 2017/09/16(Sat) 21時半頃