策を巡らせて相手の退路を断つのは好きですね。
生まれが政治家筋なので、その遺伝子かもしれません。
[この家に米が存在していて良かった。
自宅に常備してあるから失念していたが、この国ではまだ主食として一般的な食材ではない。
自分の準備に抜かりがあったことに少し動揺しつつ、別の鍋で米を炊く。]
長く一緒にいると、勘違いしそうな瞬間もあるから。
己の理性と戦う羽目になるのは相手が主だからかそれ以前に彼個人に対して想うところがあるからなのか……考えるとドツボりそうだから、ここはあまり突っ込まないでくださいね。
診断が目的であって、俺に病を植付けたい訳じゃないでしょう?
[スパイスを投入したら、辺りにカレーの匂いが立ちこめる。
彼の方は作業もひと段落したようだ。>>240
此方に向けられる赤い瞳は宝石のようにうつくしい。>>241なるほど彼は、その見目も創作の中の吸血鬼に似ている。]
(346) 2019/10/11(Fri) 22時半頃