夜だからこそいいんじゃない。
それとも昼間もしたい?こういうコト。
[払われた手をひらひらと振りながら答える。
その表情に動じた様子はなく、元気ね、などと笑う始末。
動揺するノックスを尻目に、白衣のポケットからタブレットを1つ取り出して歯の間で挟むと]
他の誰(だえ)かでも気にならないわ。
ここのナースはさせ子の淫乱揃いだおの(だもの)。
[ノックスにとってはショックであろう事を平然と口にする。
隙が生まれたならば強引に首に腕を絡めてその唇を奪い、タブレットを喉に押し込み、続けざまに窓際の水差しから水を口に含み、さらに奥へと流し込もうと試みた。
タブレットの正体はヨーランダが用意していた最後の一つ( >>208)。意識はそのままに身体の自由を奪うものだが、飲ませることに成功するなら]
――それね、シビレ薬と催淫剤のミックスなの。
しばらくもすれば、いい具合に力が抜けていくと思うわ?
[口元から溢れた水を拭いながら、嘘を交えて説明するだろう。]
(346) 2010/03/04(Thu) 23時頃