>>325
[素敵な男性、と言われ慣れない言葉に少々戸惑うが目の前の彼女は、こういうことに手馴れた女性だ。客相手のリップサービスだろう]
貴方のような魅力的な女性に言われると本気にしてしまう方もいらっしゃるでしょうね。
[色恋沙汰には無縁で生きて自分にとっては、あまりわからないことだけれども。彼女に泣かされた、という男性たちはこういうところでドツボにハマってしまったのかもしれない。ポツリ、と零された言葉。どこか寂しそうな表情をしながら零した言葉に慰められるような言葉も浮かばず。声をかけるのを躊躇い、なんとなく目の前のアルコールを口へと運ぶ。不意にかけられた疑問の言葉。自分が街を脱出しようと思ったのは逃げる、とはまた別の思いだった。彼女へ返答する間もなく酒場の扉が開かれた(>>313)]
(343) 2013/07/22(Mon) 22時半頃