―厨房―
[抱きしめ返されて、エルゴットの目を見る。>>@231
親愛を返してもらった、この瞬間。ある種、エルゴットはトニーにとって仲間と言える存在になった。
勿論立場も違えばともに行動することも無いだろうけど、きっと仲間の為にならいくらでも動くことができるだろう]
友達はともだちだよ。それが誰か、なんて関係ない。
[そんなことをはなすと、ボクの状況を推し測ってか赤ずきんのおとぎ話>>@232。ボクはいつも狼にならないようにと言われていたから、かなり自分では意外だった。
おまじない、は凄く嬉しかった。だから、ちょっとだけ動きが違っていたとしても、きっと神妙に受け止めただろう。]
ありがとう。
[エルゴットの手をしっかりと握り、二言三言、厨房で作られる食べ物などの話もしただろうか。
もう一人、案内をしてくれたラヴィを見かけていたら、先ほどの礼をしたり、黒猫の名前を聞いたかもしれない。
数刻後にはエルゴットに手を振り、厨房を後にしただろう]
(340) 2014/11/03(Mon) 10時頃