人狼議事

164 冷たい校舎村3-2


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[午後8時50分。
チャイムの音が鳴る頃、穂積千佳子の姿は、その閉ざされた校舎には既にない。

代わりに、1階の廊下のある地点から、血が点々と軌跡を作っている。
時折、血を踏んだ小さな足跡や、砕けた白い欠片が混ざっているだろう。
それは、昇降口の扉の方まで、細く続いている。

扉の外、すぐ近い場所に凭れるようにして1体のマネキンが横たわっている。
あちこちが欠けて血を流していただろうけど、そのマネキンは、何故だか微笑んでいるように見えたかもしれない。

そしてもうひとつ。それは、確かに、外にあった。
大丈夫、ここからちゃんと、出られるよ。私は、帰るよ。
そう、示すように。

マネキンの頭には、花のヘアピン。
片手には花柄のブックカバーの本を抱えて、もう片手は、誰かに向かって伸ばすかのように空いている。]

(339) 2015/07/12(Sun) 00時頃

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