あのね、……[自分があとどれほど生きられるのか、この旅に出てから、それを訊ねたことは一度もない。がっこうにいた時は、何も為さずに死んで行くのが怖かった。でも命の終わりを恐れたところで、得るものは何もないって右手を治療しなかった時に、気付いたんだ。変に気にして、くよくよ思い悩んで過ごすよりも、その分たくさん遊んで笑顔でいる方が、ずっと幸せ。]
(336) 2015/10/16(Fri) 22時頃