やめよう。考えるのは頭良い人に任せる。
[とうとう噂の精査を諦め、ゆらりと立ち上がる。今はこの頭を占める情報の処理だ。
よろよろと、食堂を出て、さて、何処に行こうかなと考える。
もし、誰か入ってきたなら言葉を交わしたかもしれないが。
そこで、廊下に広がる濃い血臭に気付いた。]
……誰だこんな下手くそな飲み方している奴……!
[普段なら、これも美味しそうだなぁと感じれど、今はやはり頭を刺激するものでしかない。
一言文句を言ってやろうとそちらに足を向けて、囚われの友人の姿を見つける。>>311 >>329
その顔が既に蒼白に近い色になっていることに気付き、かっと目の前が赤くなる。吸っている相手が今まで褒賞だったことにも気づかず、]
お前っ!!!
[怒りのまま鋼線6本ををオスカーの首に吸い付く相手に放った。]
―食堂→廊下―
(335) 2014/02/02(Sun) 00時頃