[刺し貫かんと迫るその焔十字へと、 進み出るその姿に僅か目を瞠った>>299] …… っ、何故[と、問う迄もなく。 血に塗れた彼の手が、十字を握る手に重なる。 それは、ひどく冷たかった。 もとい、人らしき温もりが欠落していた。 視界が一挙に、翳る>>300。]
(334) 2018/10/14(Sun) 06時半頃