―Jとの>>327―
[Jが、Jの意志で、己を求めてくれていると思うと、痛みもいとおしく、やがて快感へと変わっていく。もっと溶けていきたい、何もわからなくなるくらいまで。]
ぁ、ふ……ぅあ、
[陶然とJを見上げる猫の眼は蜜の艶、滲むのは悦びと快楽の涙だ。
動くに従い、粘膜は蠕動し、肉茎を包み込み、絡みつき、誘う。引き抜かれればせつなくて、行かないでほしいと腕を首に絡めようとする。濡れた肌が吸いつくようだ。
至近距離で、>>-1720囁かれ。瞠った眼もとは鮮やかな朱に染まる。]
ぁ、ぅ……
[うれしい。恥ずかしい、きもちがいい。
何もかもが綯交ぜで言葉に詰まり、口元を覆って眼を泳がせてしまった。
――髪に性感帯はあるだろうか、それとも、半魔に目覚めたからか。思わぬところを食まれて、そのくすぐったさに身を捩る、せつな]
ひぁ!――や、ぁ、そこ、…っぃあ、
[的確に熱の塊で突かれ、あられもない声が上がる。抱きついて、淡く爪を立てた]
(332) azuma 2016/06/22(Wed) 15時半頃