人狼議事

270 「  」に至る病


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[穏やかな表情は、此方のケースを問われ途端に曇った。
紅茶を含み、もじ、と膝の上に組んで両手を弄んで。]

 死なせたくない何か……は、単純に
 僕が死ぬのを怖がったから
 主は仕方なく助けてくれたんだと思います

 患者で、友人だった時にはどれだけ
 眷属を持てと勧めても頑なに拒んでいたのに

 それだけ、僕が憐れだったのかな、……と

[いまだに明確な答えを貰っていない疑問。
自ら導いた解に項垂れる。
20年もの時を得ても消えぬ罪悪感。

彼に背負わせてしまった、眷属という名の重荷。
その癖、己は彼を責めている。ずっと。…ずっと。]

(326) 2019/10/11(Fri) 21時半頃

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