[呟くような言葉に、遊佐の顔を見る。>>319
掠れた謝罪は聞きとれなかったけど、その顔が少しうかないようにも見えたから。
小さく首を傾げて、言葉を探す。]
出来そうなところから、やってるだけだよ。
[あやすみたいに背を叩く姿>>170を、思い出す。
昼休みの教室、自分はやっぱり手紙と睨めっこをしていたけれど、遊佐が女子2人にジュースを渡しているのは、視界の端にちらりと見えていた。>>252]
千秋みたいな、気遣いみたいなのは、
俺には出来ないし。
[出来てせいぜい、塩飴ひとつぶだ。
今更だけど、あれは、はたして美味しかったんでしょうか。
一応、しょっぱいだけじゃなくて、ライチの風味もあったと思うけどさ。
中学の友人には、「お前こんなの舐めてんの」って言われたなって思い出す。
つい、そんなことに思考を逸らしながら。]
(326) 2016/04/11(Mon) 23時半頃