そう、*・゜゚☆・*:.。..。.:*・ルシファー*:.。. .。.:*・☆゜゚・*《ミッドナイトグリッタァブルーミルイーウェイ・オブ・ルシファー・オブ・ミッドナイトグリッタァブルーミルイーウェイ》だ。
[頭を下げる婦人に、艶然と笑む。
その焦りを読み取ると、困ったように眉を下げ]
ああ、是非協力しよう――と、言いたいのだがね。
帝《わたし》の本体も焦っていてね――……顕現の鍵となる楔《マスター》の身がどうやら危ういらしい。
だから、神《わたし》が直接君達を助けるのは、現段階では難しいだろう。
……だが、こやつは恐らく、君達の力になってくれるはずだ。
外殻《はんぶん》はあのめざとい弟が持って行ったが、それでも充分だろう。
[不可視の杯を傾けるように手首を動かすと、黄金色《きん》の液体が、手元からゆっくりとこぼれおちていく。それは決して床には落ちず、しかし虚空に留まる事なく永遠に落ち続ける。
――それは世界を留め置く力の源泉。
知識を留め置くこの叡刻大図書館《イントリアイム・ライブラリー》を創りし力]
ただひとつ――……問いたい。
君達はまだ、"王"を求めているのかね?
[ふいに笑みを消すと、その場にいる者をじっと見据えて問うた]
(322) 2013/05/28(Tue) 22時半頃