─回想:【議題:文化祭の出し物について】─
[盛り上がる話し合い>>291をぼんやりと見つめる。正直、割とどうでもいい。最後の文化祭がどうでもいい、わけではないけれど、このメンバーでなら何をやってもそれなりに楽しい気がした。
でも、もし演劇になったら。脚本を書くことには少しだけ興味があるな、なんて、思いながら投じた一票は、見事に意味を成したのだった。
続いて始まった、役者を決めるじゃんけん大会。役者になったら台本は書けねーな、やだな、って出したはさみで、零の手のひらをちょきちょき。>>306
そうして無事、脚本の座を勝ち得たのだった。
主役を射止めた男の心中>>307なんていざ知らず、往生際の悪い言葉には笑って。]
いやー、俺も確かにイケメンだけど?
イケメンで背も高い零くんには負けますわー。
……ま、お前がとびきり輝けるようにいいホン書いてやるからさ
[そう言ってポン、と肩をたたいた。*]
(319) 2016/09/13(Tue) 13時頃