[ラルフには、酒場へ仕事に来たときにお酒に誘ったことはあるが、そんなに飲まない印象だった。客にはなりえないと思っている。
その理由(>>278)を考えたことはないし、知らないままだったが。
まあ飲まされてる時は笑ってみてる側なんだけど。]
ラルフは好き嫌いあったっけ?
[などと、同じテーブルの彼にも訊ねながら。
先ほどのリンダとの会話を思い出す。(>>297)
指を振った挨拶にちょっと嬉しそうに笑った。ノアやユージンなどのいわゆるお客さんと、リンダやマリオ、その姉のように親しい相手とは、向ける笑顔が少し違う。
前者が少し澄ましたようなら、後者は子供っぽさが混じる笑みだ。やっぱり、なんだかんだで友人の前では気が抜けてしまう。
…マリオの前ではそれ以前の問題なのだが。いつも(>>142)があれだから。職業上仕方がないのだ。
寝た後に訪問するのは申し訳がないから、寝る前、もしくは起きた後に会いに行くことが多い。体調が心配で、時々栄養価のあるものをと差し入れにいく。残り物の時もあるが。
元気そうなら安心して、悪そうなら心配して、マリオに様子を訊ねたり、と。だからマリオに接するときはもう本当に素だった。]
(317) 2018/07/24(Tue) 22時半頃