―Xday-1day・PM9:00頃・ハルヒラシティ、繁華街脇の路地―
[背後から聞こえた声の主>>287は20代だろうか…青年だった。
けれど口を開いて飛び出す言葉は明らかに幼く、恐らく自分よりもずっと年下なのだろうとすぐに理解した]
こんばんは、ヴェラ。
アタシはミルフィ、よろしくね。
[いつもの癖は鳴りを潜めて幼い子供にするかのような媚の見えない笑みを浮かべた。
末っ子だからだろうか、小さな子供には基本甘いのだ。
けれど続けられた言葉には俄に顔を曇らせて、モニカとミナカタの顔を交互に見比べ]
……変な子ってどんな子だったか聞いてもいいかな?
[ミナカタ>>304と違い、気になったのはむしろ変な子の話の方だった。
クリスマスは明らかに『変な子』ではあったのだし。
もしも変な子がクリスマスなのだとしたら、彼女は一体何者なのだろう。
モニカと自分が出会ったのは確かに同年代の少女だった。けれどミナカタの見た少女はもっとずっと…幼かったという。
別人の可能性はあるにしても一致する符号が多すぎる事に胸騒ぎを覚えつつヴェラの返事を待った]
(315) 2014/03/14(Fri) 00時半頃