[その際に、彼女へとミッションの進捗を尋ねるのには同意のように僅かに頷いて、]
私たちは、こう云うものの露払いに関して、
此れ以上ない適材適所であるので。
[それでも、黄色い観客の正体が豚と聞きゃあ、暫し困ったような表情で瞬いたもんだが。>>297
いや、彼女の視線の先で。>>298
哀れにも群がられている見知った人なんて見えていませんとも。
それが着ぐるみを着て悦んだ豚に囲まれている所なんて知りません、>>299
…ほら、落ちた烏の処理が残っているから其方に精を出そうそうしよう、とばりに視線を逸らした。
此れ以上見ていたら唖然とするしかないし、何せ視線に晒される彼が居た堪れないだろう、と勝手に判断しては、其方に意識を向けたい気持ちを無理やり曲げた。
(序でに、青年が言葉を発しても、
先生と同じく他意のない悪口だろうから。>>310)]
(314) 2017/06/21(Wed) 01時頃