[彼の面妖な名前にばかり寄ってしまった意識ごと、無理に引き戻すと彼女の名乗りも聞いていたから、>>163
「…そんで、三留さんか、宜しく」と頭を下げるのは2人共に向けてだ。
当然、傷の手当て後の一礼時に立ったままの訳であって、
背丈の高いは現代っ子という象徴というよりは、只の遺伝というやつの賜物であったりするのだが。
思ったより大きいなどと思われている事は知らず。>>164
パートナーをと言われりゃあ、放っていた先の言の葉を思い出し、]
嗚呼、有難う。
只、私の相方は、既に此れの頭を見付けたらしく。
其方に云ってみようかと思う、
[などと口にしてから、聞いた折には先生が駅周辺にいたらしい事も告げるだろう。
現在何処とも知れぬのだが、と付け足して。
若し次会う事のあれば、その折には礼の1つ2つ返させてほしいとも云ってから、彼らの行くのを見遣った。]
(313) 2017/06/18(Sun) 05時半頃