[光る腕が首元へと伸びても避けもせず好きにさせる。近づく顔をじっと見つめれば。綺麗な薔薇は焼け落ちてしまって、そこに翡翠を見た>>300]名前…寒川、真琴。いや、違うなそれはこの器の名前だっけ。俺の名前は”公平なる者《サミュエル・フィアネス》”でも、もうその名を呼ぶヤツなんていねぇな。[何故、そのように微笑むのだろう。邪魔なはずの情《バグ》が刺激されて、膨らんでいく。より解析者としての自分が壊れ《バグ》ていくのが分かる。]
(309) 2014/11/16(Sun) 23時半頃