―深夜・フロア移動―
[シュウルゥから飛び出す言葉を飲み込み、そして自分なりに消化して吐き出し、論を交わす。それでも真実はやはり闇の中で。
いい加減頭も沸騰してきてしまったため、もうあり得ないところから潰して行こうと出した推察に予想以上のリアクションが返ってきた。>>208]
自分でもあり得ないって分かっているから!
笑い過ぎだよ!!!
[壁に手をついてまで笑い転げるシュウルゥに、最初は莫迦な事を言い出した自分に羞恥を覚えていたのだが、だんだん、笑い過ぎる彼への怒りが湧いてくる。その背を遠慮なくバシバシと抗議の意味で叩いたが、厚い筋肉に阻まれている気しかしない。
……何かやっぱり不公平……
心の中でぼそりと呟いた。
別れ際に、何か小さな声が耳を掠めたが>>209、意味ある音として頭に到達することはなかった。*]
(309) 2014/01/30(Thu) 23時頃