198 冷たい校舎村4


【人】 若者 テッド


[チクタクと音を立てる時計の針は、
おれたちのこの状況を素知らぬ顔で
先に進んでいく。 ひとり、先に。]


  どーいたしまして。
  このあと、行く場所決まってないなら、
  てきとーに探索しねぇ?


[親指立てて廊下を示す。
おれも、向かう場所なんて決めてないけど、
なんかてきとーに。
きっと、朱莉はついてきてくれたと思う。
ひとりは、やっぱり心細いので、
ついてきてくれるのには感謝。]
 

(308) 2016/09/16(Fri) 13時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】