── 区役所 ──
[リリィベルは遠慮をし>>262、セイルズも二階までは付き添わなかったが──二度あることは、というべきか。彼女と入れ違いにやってきた職員は、セイルズが招集者向けの書類を挙げたのを聞いていたらしい。他にも招集者を知っているならばと頼まれたのは、招集者に対する書類の配布。
“来にくい人もいるでしょうから
できればこちらから渡してあげたいんだけど、
こういうの、聞いて回るのも何だから…”
そう零した職員は──最早日常の一部である>>261招集者達に対し、何か思う所があるようだった]
[リリィベルが零し>>262、セイルズ自身も身に覚えのある“さみしさ”。それと何となく近い雰囲気を感じたものだから、どうにも断れずに請け負った]
(308) 2018/12/01(Sat) 22時頃