あ、樫木くんもおかえりー。
[それから程なくして戻ってきた樫木にそう声をかける。
その後、黒板の前に来た彼は、座ったら、と来夏に声をかけてチョークを手に取った。]
え、いや、
[今回も、言ってくれれば私が書くよ、と言おうとしたが、その前に黒板に書かれてしまう。
それなら、折角の好意を無駄にするのもな、と思い「ありがとう」とだけ言って、自分の席に戻ろうかと思ったが、樫木の言葉>>268に一度足を止めた。]
あ、そっか。さっき七五三くん達が購買に行くーって言って出てったんだけど、ないんだっけ、購買…。
[それなら、何か食べるなら食堂に行かなければならないだろう。
恋があたしも行きたい、と言い>>282、それについていこうかと思ったが、とあることを思い出して踏みとどまる。
そういえば、まだ…一番大事なことを、書いていない。]
(305) 2015/07/07(Tue) 20時半頃