―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内―
>>257
ホントにネェ。晴れの日モ得意っテ訳じゃなイけド、雨の日ハもっト駄目ネ。
残念、寒かったラ温めテあげヨうト思ったのニ。
[気を抜けば直ぐに吐息を溜息にしてしまいそうで、意識して言葉にする。添えた言葉は冗談とも本気ともつかぬ曖昧な調子だったが、彼はどちらと取るだろう?]
早く止むトいいネ。だカらッテ暑いノモ嫌だけド。
[ラルフは仕事、自分は私事――雨が止んでほしいのは変わらず、同意を示す]
帰りニ持ってッテネ。そっちノ机の上の紙袋ダかラ。
御代は掃除代の代わりと――普通の睡眠薬くラいでイイヤ。
使っタ感想、聞かセに来てネ。
[赤く塗った爪で机の上の紙袋を示すと代金の説明。適当な代金ではあったが、試作品だと思えば自分の中では妥当。外から雨音に紛れて足音>>235が聞こえると、相手に聞こえる程度で話を終わらせた**]
(304) 2013/07/22(Mon) 11時頃