人狼議事

228 吸血鬼の宴


【人】 複眼レフ パラチーノ

[噂を聞いていてなお、「何も得ずには、帰る場所なんて無い」と告白する声に、小さく頷いた。>>293]


 差し出口をした。

 ああ、“彼ら”が求めているのは、おまえのような人間だ。
 拒まれはすまい。


[目の前にいる陽光の髪の青年は、吸血鬼の審美眼に叶うだけの美しさと、魔の自尊心をくすぐる懼れと、手折る興をそそる気概を併せ持ち、かつ、消息不明になっても世間を騒がせない下層民と見えた。
稀に見る逸材だろう。

万節祭を前にした満月の晩、吸血鬼たちは鮮血と享楽に酔いしれるそうな。
その宴に彼のような人間は欠かせない。
もっとも、求められているのは、使用人ではなく贄である。

そう念を押すほどの執着は示さず、青年の名もまた問わなかった。]

(304) 2017/10/02(Mon) 19時頃

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