[結局二通のメールを送って、空腹を誤魔化すようにサイドバックから取り出した丸い飴玉を口の中に放り込む。
あまーいキャラメル味。意外と俺のお気に入り。
一階の購買が空いてたら、パンかおにぎり買えるのになー、なんて。
…後で確かめに行こうかな。
よっこいせと、教壇にもたれる感じで直接床に座って。ポケットにしまう前にもう一度スマホを確認。
香子と優紀から連絡がないのをちょっと寂しく思うおにーちゃんです。]
そーいえば俺、水之江の連絡先知らないな…
[携帯持ってるのかな…。いや、流石に持ってないことはない…はず…?
後でメアドの交換してくんないかなーって思ったところで。
してくれるわけないか、とため息をつく。
だって俺、今日のトイレの一件でキモイとか変態とか。多分そっち系に認定されちゃっただろうし。
今まで通り、ちょっと軽口で話せるような普通のクラスメイトでよかったんだけどなぁ…。
なんで我慢できないの俺のビッチ変態痴女色魔。*]
(301) 2015/01/24(Sat) 12時半頃