[そうしてのんびり歌って歩きながら。何となくぽつりと、口を開きます。さっきちょっと、考えていたこと。]ねえ、ホレーショーさん。わたし、さっきメルヤちゃんたちとお話ししたのです。戦士さんを導いて、次の世界に行った後は、どうなるんだろうって。そういえばわたし、お役目を頑張ろうって思ってましたが、そのあとのことって全然知らないのです。[この花灯りがわたしの道標です。なにもしなくても自然とそれが導いてくれるんだって、思っていました。でも、本当にそうなのでしょうか?幾ら道標があっても、目的地が分かってないと、本当に正しい場所には辿りつけないんじゃないんでしょうか。そんなことを。]
(300) 2015/12/12(Sat) 13時頃