もーう、ロザリンド、あなたテッドが手紙を書くの邪魔したの?[ ふわふわの髪を撫でてぎゅっと抱きしめながら、文面を読む。文字を追う表情は、愛らしいそのスタンプのおかげですっかり満面の笑み。 相変わらず自信に満ちたその言葉の数々に、描く弧は深まるばかり。 ] …あなたのご主人様は本当に強いね、スーパーヒーロー![ 同い年とは思えない程、可愛らしくて甘やかしたくなるような彼。元気にへへっと笑って励ましてくる姿を思い浮かべれば、不安も吹き飛ぶ。 ] お返事はいいかなあ、代わりにこれを持って行ってくれる?[ そう言って首輪に挟んだのは板チョコ。特別に一粒だけ、あなたにもあげましょうね、お利口さんなロザリンド。 *]
(299) 2015/02/06(Fri) 04時頃