―少し前・中庭―
そう、サスペンダーしていた彼。
副将と一緒にアムネシアに投獄されていた。
[スパイでは分かり辛かったようだ。確かそんな服装だったと頷きながら答える。>>291
少し和らいだ雰囲気がまた、硬質になるのを感じて]
脅威では、あるかな。敵であるなら更に。
ただ、その能力を遣わせたくないのなら、アムネシアに送り込まなければいい。
触れずに置いておくのが一番だと思う。
けれど、ヤニクはアランに怒りを抱いていたね。
アムネシアに一緒に連れて行かれるより、直接攻撃される方がリスクが高いと感じるなら、あるいは、
[先手必勝とばかり手を出すかもしれない。]
ヤニクなら、普通に返り討ちできそうだけれど……
[3対1になったら分が悪いだろうか。ラルフが反逆者から外れたことは知らない。流石に少し不安そうな表情を浮かべたか。]
(296) 2014/02/06(Thu) 01時頃