人狼議事

251 洋墨と躍れ、心の随に


【人】 消防隊長 トルドヴィン


――例えば、
ドイツのある村には、四旬節の際、「死」を追いやる風習があった。

[殴らなければと口にした彼にも。もう一かた、逃げるのならと口にした彼にも、「踵を返さない」その肯定にして否定なる返答で返し。
 殺せるのか、 「悪霊」の方の一言に、流れを汲まぬような、声を発した。
 音なき氷の涯を思わせるような彼の笑みとは対照の、虚なる――あるいは空なる――うろなる、面のまま]

その時期が近付くと、村人は藁で人形を作り、
来たる日には、それに帽子と服を着させた。
そして花輪を被った娘達がそれを連れ、歌いながら村中を練り歩き、
家々を訪ねては、贈り物を集めた。

(295) 2018/10/11(Thu) 23時半頃

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