……う。 [>>282 手つかずのジンジャエールを手にしたメルヤが、 振り返って放った一言に、顰め面を作る。 とはいえ、大概いつも眉を顰めたような顔つきだ、 普段とさほど変わりはなかったかもしれない。] ま、気が向いたらな。[厨房で味見ついでに素早く食事を摂ることが習慣だった。 それ以上に人が集まる場所で食事をするのが苦手である。 それでも。 メルヤの言葉はキルロイへの気遣いだと感じたから、 否とは言わず曖昧な返事をした。 あと4日。”どうしましょう”メルヤの返答から 彼女も期限を認識していることが伝わってきた。]
(295) 2016/07/28(Thu) 21時半頃