162 冷たい校舎村3-1


【人】 保安技師 ナユタ

[ふぅ、と小さく息を吐く。見て見ぬ振りが出来るほど卑怯で卑屈ではない(と思いたい)し、かと言って圧殺出来るほどの迫力も気迫もない。

そんな自分に出来る事なんて、副委員長―名目上はナンバーツーの肩書きを生かして、少数派の不満を適度に解消することくらいだった。]

(293) 2015/06/19(Fri) 07時半頃

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