―厨房―
[あとひとつ、もうひとつ、と思ううちに、それなりの腹ごしらえは出来てしまった。スープなんかもあった>>285ようで、自分の注意力散漫にガックリ来ながらも、昼食としては十分な量と質のものを口に入れることは出来た。]
[満足するまで食べ終え、指についたパンくずをぺろりと舐め取る。
外を見れば、地下探検に時間を使いすぎたか、それとも厨房漁りに本気を出しすぎたか、陽が傾きかけている。]
[夜は人間の時間じゃない。母の言葉を思い出した。
陽が暮れるまでに戻ってこられる確証が無い以上、残念だけど、墓地探検は明日にするべきか。]
何か、時間的に今から外に行くのは危ないと思うの。お墓行くの、明日にしよっか。
[そう提案して、これからどうしようと考える。
部屋に1人っていうのも危ない気がするし、というか、他の人はみんな、どうしてるんだろう?]
(292) 2014/11/08(Sat) 21時頃