[守りにはめっぽう弱いが、攻める呪文なら多少はいけるはずだ。頭のいいジリヤの足を引っ張るだけかもしれない。けれど、身体は勝手に動いていて、全速力で駆け出していた]
(もし友人だと思っていた人にいきなり杖を向けられたら、心優しい彼女はきっと守りに回って攻撃できないだろう…)
[ジリヤの友人の正体がわからないからどんな呪文を使えばいいのか全くわからない。ポリジュース薬などで姿を変えている?操られている?それとも純血主義に寝返ったか…ジリヤが始めから純血主義の生徒と仲良くするのは考え難い。どうしよう…杖を握る力が強くなるし手は汗でびっしょりとなっていた]
(くそ…ドアを壊しやがって!!)
[全く関係ない事を考えて頭をリセットしようにも、足の速い彼女がジリヤが戦っている場所までたどり着くのにそんなに時間はかからず]
(290) 2014/09/01(Mon) 07時頃