はは、大したことはないさ
人より体が弱い分、言葉を扱うのが上手くなっただけ
[階段に座り込んで食事を始めた十文字>>278に、謙遜混じりの返事を。アーサーの言うことがわからないと言う彼に、言い回しが古めかしいからね、なんて笑って見せたりもしたか。]
あぁ、そうだね
僕とキミは、同時に此処には存在しなかった
語ることもなければ、名乗り合うこともなかった
キミがそう言うなら、そうなんだろう
[こちらへ向けられた視線や雰囲気は、流石その道の若頭といった風格。その言外の威圧感に臆することはなく、しかしさらりと彼の言葉を肯定する。
自分自身でも把握できていないのか、その口が彼自身の能力について語ることはなさそうだった。
会話を交わした印象から考えるに、徒党を組むような性格でもない。つまり、利用の余地は殆ど無いと言える。]
(287) 2014/12/09(Tue) 01時頃