206 “ J ” the Phantom thief


【人】 読書家 ケイト

[空想には空想を、そんなふうに小さく囁く。お返しのように戯言を口にして。


ぐ、と飲んでいたグラスを飲み干せば、近くの給仕に差し出した]


さて、真相はどうなのかしらね?


[宝石も見た。喉も潤った。さて、あとは――]


それじゃ、そろそろ別の場所へと行こうかしら。あなたみたいな素敵な音楽家を捕まえてしまっていてはきっとあなたの演奏を楽しみにしている人をやきもきさせてしまうでしょうしね


ね、ミスター。名前を教えてくれる?


[そう、聞いた*]

(285) 2017/01/08(Sun) 22時頃

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