[不機嫌そうに一声鳴くと、嫌がらせとばかりに口にくわえていたものを彼の顔の横―におけなければ足元でも―に置いた。毛むくじゃらな灰色の塊。まぁおそらくは、先ほど狩ったあいつだろう。]みゃぁ[またひと鳴き。この声に気づいた人はいただろうか?いようといまいと、彼女はここでしばらく空でも眺めているだろうが。]
(280) 2014/11/03(Mon) 00時頃