>>278
[視線を感じてか気が向いてか、ふらふらした足取りでラルフの近くにやってきた。持っていたグラスの中身(安酒かエールか、飲んでいる本人も最早よくわかっていない。要は酒なら何でもいいのだ)を飲み干すと、ばしばしとラルフの背中を叩く]
よおラルフ! ちゃんと食ってるか?
ンン〜? なんだその顔、さては俺が酔ってるとか思ってるな?
酔ってねェ酔ってねェ、まだぜーんぜん飲んでねェもん!
[テーブルに突っ伏すような体勢でラルフの顔を見上げ、心外とばかりに口をへの字に曲げる。が、そんな表情も一瞬でへにゃあと崩れ、その辺から適当な酒瓶をラベルも見ずに引き寄せると、栓を抜いて自分のグラスに注ぎ始めた。
景気良く瓶を空けつつも、酩酊を恐れていることを知っているが故、ラルフに酒を勧めることはしなかった。その程度の分別は残っているようだ]
なあなあ、また魚釣り行こうぜ!
ピスティオとマリオも一緒にさァ。俺この前全ッ然釣れなかったけど、今度はもちっと釣れる気がすんだよな〜。
(279) 2018/07/24(Tue) 12時半頃