――見送った後
はい?猫って、にゃーって鳴くあれですか
初めて言われました……えぇ……?
[ベッドは一度断ろうとするが、毛布を被ってしまうのを見れば大人しく了承しただろうか。シャベルを壁に立てかけながら通信を切る。
それから「猫に見える」と言うシェイに困惑し眉を寄せた>>273。
自分は兎も鼠も獲れなかったし、草も食べるし、毛もふさふさじゃないし、猫との共通点は無い気がする。黒ずくめだからだろうか、と首を傾げた。]
寝首?
……そうですねえ……シェイさんが寝たら、こう、近寄って
[よいしょ、と膝立ちでずりずりと近付こうか。喋りながら音も殺さず、素手のままシェイを見下ろして。]
このまま首でも絞めましょうか
[言いながら、首元に手を伸ばす。
抵抗されたり叩き落とされれば後ろに下がり、両手を挙げてにこやかに冗談だと告げるだろうか。
無抵抗なら、両手で首を覆い、彼が言ったように微笑みかけてみるつもり。]
今は依頼を受けてませんから、殺しませんよ
(276) 2015/03/10(Tue) 04時頃