― 館・廊下 ―[カツン、と革靴が長い廊下に響き渡る。静寂をあえて掻き消すは、人の気配に聡い神経が爪弾かれたが故。目前にやがて見えるじゃ、さらりと揺れる彼の甘色の髪。真綿のように柔らかい毛並みと、意志の強そうな瞳の青年。それに主人に似た気の強そうな令嬢。ホールで見た男女であった。視線がつい、と胸元に下げられた鏡を見やり、先ずは片手を胸に宛がい深々と頭を垂れた。>>266] 私はレーヴェ・ロルべイア王国がエーデルシュタイン家の執事、 ハワード・サーストンと申します。[礼節に則った挨拶は、彼の躾の行き届いた誠意に返すもの。大陸を隔て、時を隔てたとして、真摯は所作に出る。同じくして、気丈な姫巫女も名乗りを挙げると、緩く微笑んで、その様に満足げな溜息を一つ。>>269]
(276) 2014/07/15(Tue) 00時頃
sol・la
ななころび
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