人狼議事

162 冷たい校舎村3-1


【人】 匿名軍団 ゴロウ

[溜め息の音。真っ直ぐ見つめる俺の視線を、雨宮は避けるように顔を逸らす。
窓から差し込む光が、色素の薄い彼女の髪を、どこか美しく彩った気がした。]

「……待てませんよ。そんな気の長い話。」

[しばしの間を置いて。
呆れたように、でも、どこか安らいだような表情を浮かべて、彼女がこちらを見つめ返した。]

「それじゃあ、そうですね。例えばの話をしましょうか。
 ……私が、先輩の将来に期待して、少しでも生きていたいって思えたら。先輩の勝ちでいいです。」

[声はいつもの調子で、こちらをからかうように。]

「そうじゃなかったら、私の勝ち。
 私が勝ったら、毎日忘れずにお墓参りに来て下さい。お供え物は、甘いものがいいです。」

[挑発するような彼女の視線を、真正面から受ける。
今の俺にできることは、力強い言葉をぶつけることだけだった。]

(273) 2015/06/25(Thu) 23時頃

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