[望遠鏡の扱い方なんて知るはずもなく、準備は任せて買出しに向かう。
買出しでまず真っ先にしたのは、カートを押すことだった。
あんな面白そうなもの、使わないでいろというのが無理な話だ。
カートを押しながら、目に付いたものをどんどんそこに入れていくと、ミナカタに止められる>>235。
注意をそんなものなのか、と聞きながら、それでも必要そうなものを値段を見ずに入れていく。]
ん?割り勘とか面倒じゃね?
金がある奴が出すもんだろ。こういうのって。
俺、持ってるし。
[慌てるヘクター>>262へ嫌味なくそう言い、不思議そうに首を傾げた。
自分が好きなものを買う、自分が皆と楽しむために買う。それに金を出すのは当たり前のことだ。
自分のために、という意識が強い為、割り勘という発想がない。
買出しという初めての経験に満足して、コテージへと戻った。]
(271) 2015/11/13(Fri) 21時半頃